最近、なんか忙しくて、面倒なことから避けていて、感想とかも手抜きになってきてますが……
お許しを……
いつも通り、ゆるい感じで、思ったこと感じたことを書いてゆきます。
第5回プロット会
http://text-revolutions.com/review/?p=1020今回は初めての方がたくさんいらしていて、人数も多かったです。
真乃はB班でしたー
B班
・小泉哉女さん(班長)
・伊織さん(2本目はC班かな)
・真乃
・青川さん/初
・星野さん/初
・小野さん/初
・2号さん(2本目からB班)
(コピペしてきたから敬称がぬけてました。すんません……6/5追記)
小稲荷さん(
@kynlkztr)の『魔法はわりと身近にある』
参考作品
Dnovelで掲載中の「魔法使いは退屈な商売。」
http://www.dnovels.net/novels/detail/2678小稲荷さんの小説は読んだことがなく……すみませぬ……
(オンラインは本より優先度が下がりまする…積みまくってる状態なので、いつ読めるか……)
プロットを読んだだけでは、どんなお話なのかピンとこなかったのですが、
お話をお聞きしたら、イメージができました。
小稲荷さんのお話は、とても明瞭で分かりやすかったです。
こんなお話にしたい、というのも伝わってきました。
プロットは初めて書くということで。
ちこっと、おおざっぱな感じでしたけれど、
真乃の書くプロットと似たような感じです。(とても親近感)
私はですね、
お話の盛り上がりとか、そういうことは考えていなくてですね。
もっと言うと、起承転結とかも考えてないんです。
ただただ、書きたいことをお終いに向かって書くだけなのです。
なので、ここをこうした方が盛り上がる、とか言われても困ってしまう。
だから、主人公を変えるとか、そういうのは論外っぽいのですけれど、
読者の視点を考え、主人公をどうするか、という議論になりました。
私もそうですが、特に読者のことは考えてません。
何を書きたいのかで主人公は決まる。
でも、果たして、それは他人が読んでも面白いものなのか。
そこを考えないと、誰も読む人はいなくなってしまいます。
小稲荷さんのお話は探偵ものなので、
謎とかそういうものがあるわけです。
でも、その謎が明かされないままならば、読者はどうなってんだよ、意味わからんで終わってしまう。
著者は分かってるから、別にもやもやはしないかもしれないけれど、
読者はもやもやする。
謎解きがないミステリーもあります。
でも、それは、謎解きはナンセンスである、とか、意味がないという意味があってのことです。
読者は、その意味を分かってないと、物足りなさを感じるかと思います。
読者を無視したお話はひとりよがりになりがちです。
なんのために小説を書くのか、によってその方向性も変わってきます。
プロの方や編集さんはそのあたりはしっかりと考えます。
誰得なのかってことですね。
いや、考えなくても良いのが同人誌ですけれど。
そう考えると、同人誌ってすごいですよね。
いや、中には真面目に読者のことを考えて書いていらっしゃる方も多くいらっしゃるかと思いますけれど。
うちの、読者のことなんかなんも考えてない本を手に取ってくれる方がいるのですから。
すごい。
小稲荷さんのキャラクター設定とかはしっかりしていて、というか、すごくて。
こんだけSFっぽい設定があるなら、この設定が活かされるようなお話でも良いのではないか、
という意見もありました。
西紀先生(D班)のお話の作り方も学べました。
なんかもう、すごい、プロットはなかったことになってましたけれど。
2本目。
れいな(桜沢麗奈)さん(
@re_akari)の
『虹降るよあけの前の夜』
私は最初プロットを拝見した時、泣けるわあってなりました。
愛するひとのためなら死んでもいいっていうのは、すごく好き。
なんで、まあ、つっこみどころなんて、そんなないかなって思ってたのですけれど。
小泉班長の鋭いご意見には、はっ、そうか!となりました。
設定をもうちょっと詰めたところで、
少女小説なので、恋愛重視の方向にしたら良いのではないか、ということになり。
……結果……
『穴ほり王子と虹の歌姫』通称「穴虹」とゆーギャグタイトルまでつけたあげく、
王子掘られるとか、BL設定とかてんこ盛りにしてしまいました……
すみません……
いや、方向性の話です。
キャラ設定からは大きく離れてはいないはずです。
キャラの設定がかっちりしてくると、
これ、プロット通りに動くかな……ってなると思います。
キャラが動くってことです。
最初におおまかなストーリーはあるかと思います。
キャラクターは、設定、環境を与えられないと動けません。
主人公だけではなくて、他のキャラクターも重要です。
主人公以外のキャラクターも同時進行で考えて行動してなくてはおかしいからです。
設定が薄いと、何も考えられない、動けないキャラクターになってしまうので、
盛り過ぎなくらい盛っても大丈夫です。(破綻しないように)
ということをお勉強しました。
もっとも、書いていてだんだんとキャラクターが出来てくる、なんてこともあります。
(そのせいで私はどれだけ書き直したことがあるかっ)
キャラクターが固まれば、そのお話は間違いなく面白くなると思います。
……うちの急いで作った本のは、キャラクターが未完成のまま出荷されてることが多いです……
だから、地の文がスカスカだったりします……(真乃は力量がないので、穴を埋めることができません)
そーゆーことです……
キャラクターは大事です。
著者がキャラクターをどれだけ愛しているかは、読めば分かるんですよね。
だから、正直、使い捨てのように書いている方の本は好きではありません。
(前にも同じようなことを書いたような……)
れいなさんのキャラクターに対する愛が足りないとかではなく、
まだまだ、深いキャラクターになる可能性がすごくたくさんあるなっていう、余白のようなものを感じました。
発想もとても面白くて、ポイントが高いです。
私にはない発想です。こういうのが、新人賞を獲ったりするには重要です。
素晴らしい。
このお話を早く読みたいです。
れいなさんの本もゲットしましたし、読むのが楽しみです。
まとめ。
・大人しそうに見えて、みんなおしゃべり。大声で話さないと聞こえないくらい、どの班も白熱していたです。
・プロットにこんな意見が欲しいって書いてあっても、思うような答えは得られてないかもしれないです……思わぬ方向へ議論が進んでしまって、止められない!
・班によって、考える方向性がばらばらで面白いです。
それはどうなの? 議論として正しいの?って思うかもしれません。
雰囲気としては、ひとつのプロットに対して雑談をしているような感じでしょうか。
でも、ちゃんと意見はまとめて発表するんですよ。
私は人前では緊張してしゃべられなくなってしまうので、雑談という雰囲気には助けられてます。
そんな真乃のようなシャイなひとでも大丈夫な会です。
真面目に議論したいひとは、打ち上げの席で語るのも良いかもしれません。
他にも、創作仲間が周りにいない、という方や、創作談義に飢えている方にもおすすめの会です。
今は、ファンタジーやラノベ系を書く作家さんの参加が多いのです。
けれど、ジャンルは問いませんので、興味がありましたら、Stray Catさんにどしどし問合せて下さいませ。
上のサイトから問合せページへ飛んで下さい。
次回第6回は9/6(土)ですよ。
プロット提出者さんは
伊織さん(
@iori8250)(今度こそ!)/ファンタジー
小野さん(
@ONO_ keyboard)/百合(!)・ファンタジー
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