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【感想】大和かたる(@宝来文庫)「猫と弁天」「アヤメさま、宝船に乗る」

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コミティア104でゲットした、宝来文庫さんの新刊であります。

つい先日にも宝来文庫、大和氏の本の感想を書きましたが、
この本は、その「真琴さんの引っ越し」よりも面白かったということをまずお伝え致します。
http://naturalmaker.blog.fc2.com/blog-entry-47.html

宝来文庫さん
http://horaibunko.blog.fc2.com/

大和かたる氏
@hourai2011

「猫と弁天」
http://ncode.syosetu.com/n9073bk/
人間の女子中学生として生きる女神さま、弁才天のアヤメさまと、
猫カフェに通い働く猫の物語。
(アヤメさまは、そのにゃんこを見かけて追いかけるのです)

思い出すのは、
ジブリの「耳をすませば」

そして、天河藍の「吉祥7-seven-」

大和氏の好きなものが詰まった作品なのだと、思いました。

もう少し、話が膨らんでも良いかなあという気がしました。
もっと、冒険してもらいたかったかなあ。

否、もっと、この猫とアヤメさまの物語を読んでいたかった。

面白かったのは、
アヤメさまのお姉さまである、同じく弁才天のサクラさまが、知ったかぶりをするシーン。
自分、サクラさまが本当に好きです!!!


「アヤメさま、宝船に乗る」
http://ncode.syosetu.com/n1505bm/
よもやよもや、こんなにも感動できるお話だとは思いもしませんでした。
ほんわかしているのだろうと、想像していたのですが、
裏切られました。

若き弁天、アヤメさまの成長の物語であります。

嫌々宝船に乗ったアヤメさまは、宝玉を与えようと投げるのですが、
ノーコンで男の子にモテモテになるご利益を男の子に与えてしまったり……
(そうやって、リアルBLが生まれるのですね……!)

しかし、毘沙門天さまに教わりつつ成長してゆきます


「猫と弁天」の方では、ごろつきが懲らしめられますが、
こちらでは、頑張っているひとに宝玉が与えられます。


そして、アヤメさまが宝船に乗らされた本当の理由が明らかになり、
感動のラストです。


ええ話や…!
と思わず叫んでおりました。
(こころの中で)


毘沙門天は軍神だと思っていたのですが、
財宝神、勝負神 なのでしょうかね。

弁才天は戦神なのだとか。

やはり、お話のテンポが良いので、まったく飽きることなく一気に読み進められます。
キャラクターも濃ゆいので、面白いです。


個人的には、サクラさまがあまり出ておらず、残念ではありましたが。

また別のお話で登場なさることを期待しつつ、
続編を望みますです。

いやあ、これ、無料で読めるのがもったいな!
是非、本を買って頂きたいと思いますが、気になった方は、上のリンクから小説家になろうへお飛びいただいて、
ばばんと点数をいれたって下さいませ。

なお、本と小説家になろうの公開版とでは、ちょびっとだけ違います。
本の方には加筆してあるようです。

リンク貼るのやめよっかな、とも思ったのですが、
コミティアなどのイベントに来られない遠方の方のためにと思い、貼っちゃいました。
(大和氏のブログにも貼ってありますゆえ)


いやあ、しかし。
ちょびっとお説教臭もするのですが、真乃のとはレベルが違いますなあ……
(お説教臭のレベルではありません。物語の創作のレベルであります)

自分の本、押し付けてきちゃったけど、恥ずかしっ


真乃の好きなお話でありました。


大和氏からコメントを頂きました。

Twitterより
「ところで、毘沙門が軍神か武神か?どっちなんでしょうね。
ここんとこはオレもよく分かっていません。

ただ、毘沙門は単品でも猛者イメージなので武神、弁天はキャラ設定上、軍になって戦うので軍神と書き分けただけです。弁天と習合されていた市杵嶋姫命が正しく海上防衛の女神なので、弁天も海軍ということにしています」

とのこと。

なるほど。
習合かあ。
日本という国は、そこんところが、本当に面白いなあと思いますよね。

弁天様の軍隊とは、美しくも勇ましいのでしょうねえ。

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