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categoryびみょうな小説

「彼の指さすもの」

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「創作文芸見本誌会場 HappyReading」にて
コミティア100、第14回文学フリマ新刊・短編集「彼の指さすもの」の冒頭が読めます。
http://books.doncha.net/happy-reading/detail.pl?uid=158262253&bookid=159&p=1&max=161


ちょっとでもその世界観をご覧いただけましたらと思います。
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category感想

「スコシの領分」「スイング スイング」感想

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■下町飲酒会 駄文支部  著者:日野裕太郎

「スコシの領分」
とても気になっていた1冊。
スコシの領分も闇憑きのハコベもやるせないような話で、スコシの領分に至っては3回くらいは泣きそうになった。良い本に出会えた。
ちょい残念なのは「彼」という三人称が時々誰だかわからなくこと……(私が頭悪いからかもしれん)


「スイング スイング」
現代もので、いじめられる主人公が自ら解決するお話(っていうと語弊があるかもしれない)
スコシの領分のシリーズとは趣が違う。

爽やかなお話。いじめを題材にしたものだけれど、いじめをなんとかしようとか、そういった教訓めいたものではない。
主人公が比較的ポジティブで、男だし、いじめる方も男だし、全然軽い。
(いや、いじめに軽いもなにもないとは思うけれど、女のいじめの方が怖いという印象が私にはある)

誰もが悩みを持っていて、それを肯定していく。悪いことじゃないと言われることや、避難されないことは、とても嬉しいことだと気づかされる。
他人から見たら些細なことでも、悩みというのは自分が思っているよりも、自分のこころの多くを占めているものであるのだと思った。

短いお話だったけれど、多くのものを得られたと思う。
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